文部科学省は、総合的な学習の時間について「変化の激しい社会に対応して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとすることから、思考力・判断力・表現力等が求められる「知識基盤社会」の時代においてますます重要な役割を果たすものである。」と述べています。
また、キャリア教育については「将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿です。」と述べています。
学校での教育が多様化し、国語・算数/数学・理科・社会・英語などの学習教科以外の分野へのニーズが高まっています。ただし、これら分野においては、地域や民間のリソースを活用することでより充実したメニューになってきています。
東京都墨田区の学校支援ネットワークや文部科学省の子どもと社会の架け橋となるポータルサイトは、まさにそのプラットフォームと言えます。
何のために勉強するのか?何のために進学をするのか?何のために問題を解決するのか?それらは全てなりたい姿になるためです。つまり夢を実現するためなのです。
日本ゆめ教育協会が提供する「わくわく夢教室」は、この未来のなりたい姿・夢を明確にしてその夢にわくわくする授業です。
キャリア教育と言っても学校によってその目的や授業方針は異なります。授業の進め方や日程などは、ヒアリングをさせていただきながら、決めさせていただいていますので、お気軽にお問い合わせください。
大阪府 公立高校での授業
2015年6月と9月に大阪府の公立高校で「わくわく夢教室」を実施しました。
教頭先生からは「生徒たちには、夢を持ってその夢を実現していって欲しい。行ける大学ではなくて行きたい大学、なれる職業じゃなくなりたい職業。高校生にはまだまだたくさんの可能性と”のびしろ”がある。今日のわくわく夢教室は、そのきっかけとなる自分の夢を見つける授業。よろしくお願いします。」とメッセージをいただいて授業スタート。
6月の2年生8クラス、9月の1年生7クラス共に、生徒たちが自分の夢と真剣に向き合い、少し照れながらもクラス全員の前で夢を発表してくれました。
今回メインファシリテーターをつとめた総勢15人は、20代から50代まで年齢も経験もバラバラ、共通しているのは、これまでに夢を実現し、新たな夢の実現に向かって行動している人たち。
そのメンバーが、情熱をこめて、夢を発見するプロセスのガイドと夢を持つ価値を伝えてきました。
墨田区学校支援ネットワークの授業
昨今の学校教育において、学校では学べないことを企業など民間が持っているノウハウや体験という形で、学校授業に取り込むという動きが見られます。
総合的な学習時間や探求型のカリキュラムが積極的に採用されているのはそのような動きの一環であります。
昨今の学校教育において、学校では学べないことを企業など民間が持っているノウハウや体験という形で、授業に取り込むという動きが見られます。
総合的な学習の時間や探求型のカリキュラムが積極的に採用されているのはそのような動きの一環であります。2014年6月、墨田区内の公立中学校で約200人の生徒を対象に「わくわく夢教室」を実施しました。1年生全クラスを対象に、職場体験の前に自分自身のキャリアについて考えることが目的でした。
日本ゆめ教育協会で育成したドリームファシリテーター6名を派遣し、6クラス同時に同一カリキュラムを展開し、生徒たちは明確に夢を発見することができました。
埼玉県 小学校の学校行事イベント
小学校3年生のお子さんと保護者様、総勢110名で夢を掲げたドリームツリーを作成。「みんなで思い出に残るようなレクリエーション」という要望をいただき、チーム対抗のゲームをしながら仲間意識を高めたり、楽しい時間を提供しました。
学年行事のイベントとして「夢探検マップ講座」の活用もできます。こちらの小学校では親子で楽しめるというコンセプトと夢を見つけるということを同時に行いました。他の友達の夢を知ることができたり、子ども自身の夢を見つけるだけではなく、保護者様にとってもお子さんとの距離を縮めるいい機会となりました。
水沢・陸前高田青年会議所主催 子ども夢サミット
学校教育以外でも、イベントとしてこどもたちへの支援活動ができます。岩手県にある青年会議所様からのご依頼で、水沢と陸前高田の小学4・5・6年生のこどもたちが交流し、チーム力を育てながら、自分たちの夢を発見&その夢を叶える町をデザインするプログラムを展開しました。
水沢JCの千田理事長様から「私たちは、この町奥州が大好きです。みんなにもっともっと地元を大好きになってもらえるように、夢を叶えられるように、今後も益々まちづくり運動や活動を展開して行きます。」というお言葉をいただきました。
模造紙に広がるこどもたちの夢は、街の未来そのもの。日本ゆめ教育協会としても、こどもたちが夢を持つことが地域の夢にもつながるということを強く感じることができました。
水沢青年会議所様の広報誌にも紹介していただきました。