夢を持つことでこどもたちの視野が少しずつ広がり、自分自身でどうするべきかを考えるようになります。
これまでは言い出しにくかったことも、夢探検マップ講座での承認された空間で発表できたことが自信となるからです。また、夢がこどもたちにもたらす影響はこどもが持つ夢によってそれぞれで、効果はひとつではありません。
学習意欲の向上
夢の取り組みは、ある学習塾の教室からはじまりました。塾に来ても寝ているだけで、勉強せず無関心で無気力の男の子がいました、彼に大きな変化をもたらしたのは「夢」でした。「サハラ砂漠に木を植えたい」というそんな夢から、砂漠に強い木ってなんだろう?などと自ら勉強をはじめたのです。
夢がきっかけで学校の勉強にも積極的になり、成績アップにつながりました。彼のように夢を抱き、環境系の大学に進学するこどももいます。
「勉強はなぜ必要なのか?」
夢はそんなことを教えなくても、こどもたちのやる気を引き出します。
持続・継続力アップ
少年野球、サッカー、ピアノ、ダンスなど、なんとなく続けていた習い事も、夢探検マップでやりたいことをつなげていくと、自分がなぜそれをやっていたのか?ということに改めて気づくことがあります。
なんとなく好き、惰性でやっていても、憧れの選手や具体的にどんな風になりたいかをイメージすると、どんどんやりたいという気持ちが膨らみ、習い事の回数が増えたり、自らが率先していくようになったりします。
目標達成の実現
日本ゆめ教育協会の方針として、どんなこどもたちの発言も決して否定することなく尊重します。また、思考の枠を取っ払うことで、「どんなこともできる」というマインドを作ります。「どうせ○○だからできない」「やっても無駄」などとネガティブな思考を排除します。夢が目標にもなり、あきらめずに進む力を身につけます。
課題にチャレンジする力、苦難を乗り越える力、夢があるから生まれる力です。
コミュニケーション力・思いやり力
夢探検マップ講座では、様々なチーム制のプログラムを実施します。チームプレーでの達成感は団結力、そして絆を作ります。夢を発表する場となる大事な承認の空間は自然とできてきます。仲間の夢を応援し合うことだけでなく、こうした体験は励みになります。
日ごろの生活・学校教育では、競争力ばかりが先だってしまうことも、笑顔で人とのつながりを感じられる機会となります。こどもたちの優しさが引き出されます。
ここでは、ほんの一例ですが、「夢」はこどもたちに「何か」を芽生えさせます。
きっかけを与えてくれるのです。
新しい発見をしたい、普段の生活を見直したいなど、夢に関わりたいと思ったらいつでもはじめられます。夢の力をぜひ体験してみてください。