2014/6/7 墨田区立本所中学校の公開授業で
「わくわく夢教室」を実施させていただきました。
対象は、中学一年生5クラスと特別支援クラス1クラスの合計6クラス。
1組 けいちゃん
2組 よっしー
3組 はじめちゃん
4組 サティ
5組 みーちゃん
6組 たぁい
「いいね」と「拍手」と「笑顔」の承認の空間の中で190名の子どもたちが自分の夢を探求し、クラス全員の前で発表してくれました。
そして、最後に全員の夢がドリームツリーに貼られました。
「東京ディズニーランドのキャストになる」「歌手」「世界すべての温泉に入る」「社長になる」「世界一のサッカー選手になる」「とにかく幸せになる」「EXILEダンサー」…たくさんの夢。
そんな中、このような発表もありました。「夢が見つかりませんでした」。
今日の時間の中では見つからなかったけれど、自分の夢に目を向け、夢を探すスイッチを入れたこと、見つからなかったことを勇気を持って発表してくれたこと、これもこの授業の価値だなとあらためて気づかせてもらいました。
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少し長くなりますが、そもそも、今回の授業のきっかけは、昨年、墨田区の教育委員会にある学校支援ネットワークの森本先生との出会いにさかのぼります。
当時、日本ゆめ教育協会の母体でもあるP&Hで、私たちの「子どもの夢を応援する活動」をもっと一般の人たち・学校で広げたいと模索をしている中で先生を紹介をいただきました。
先生にこの授業のカリキュラムを提出し監修をしていただき、授業としての登録が済んだ時に言われた言葉は、「いい授業だね。勉強ってのは夢を叶えるためにするものだからね。しかも、余韻が残る授業ってのがいいんだよ~」と握手をしていただいたこと今でも覚えています。
この学校支援ネットワークの活動は、墨田区の教育委員会が旗を振り、地域や企業の資源を学校の授業用に監修をして学校教育に紹介をしていく取り組みです。
そして、登録から約1年。この森本先生が6年間校長先生をつとめていた本所中学校から依頼を頂きました。
おそらく、去年登録してすぐの依頼だったら、今回のような6クラス同時開催はお断りしていたかもしれません。なぜなら、講師が6人揃わなかったからです。
それが、まさにこのタイミング…昨年の12月に第1回のドリームファシリテーター養成講座を開催し、講師養成に力を入れ始め、今年の3月に「一般社団法人日本ゆめ教育協会」を設立し、講師育成プログラム、資格認定制度、講師のフォロー体制などが形になり、10人のドリームファシリテーター誕生…だから実施ができたのだと思います。
今日は、私たちにとっての夢「学校の現場に夢教育を普及したい」の第一歩を踏み出すことができました。
夢をかかげて一歩一歩行動してきたから得られた結果だと思います。
まだまだ、夢のスタート、この夢、もっともっと大きくしていきます。
その歴史の1ページを手伝ってくれた17人のみなさん、本当にありがとうございました。
ひとりで見る夢は夢でしかない。しかし誰かと見る夢は現実だ。(オノ・ヨーコ)